紀美野町をPR 岸和田SAに観光カード
紀美野町観光協会は、名刺サイズの観光パンフレット「JAPAN in JAPANカード」を、阪和自動車道の岸和田サービスエリア(SA)下り線に、24日までの期間限定で設置している。
カードは、表面に同町の名所や観光写真を、裏面には多言語の観光サイトの案内を掲載している。スマホと連動できる手軽さが魅力で、表面の写真は旅の土産にもなり、新たなツールとして全国の自治体で導入が進んでいる。
二次元コードをスマートフォンなどで読み込むと、自治体専用ページにアクセスでき、英語や中国語など10の言語対応で観光施設や店舗、風景などの情報を入手できる。
同協会は、大阪・関西万博でインバウンド(訪問外国人客)の増加が期待されることから202年に県内で初めて導入。今回、プロモーション活動の一環として同SAに設置された。
カードの表面には、みさと天文台からの星空、生石高原など町が誇る景観など10パターンが採用されている。裏面は町内にある飲食店や宿泊、体験施設などのショップカードになっている。二次元コードから店舗の詳細情報を確認できる。同協会事務局で町産業課の松本信之さんは「カードをきっかけに紀美野町を知ってもらえたら。今後はイベントなどにも設置していきたい」と期待している。
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