「時代錯誤」 自民ダンサー問題で市長
和歌山市内で開かれた自民党青年局の懇親会に露出度の高い衣装の女性ダンサーが招かれ、参加者がチップを口移しで渡すなどの行為があった問題で、尾花正啓市長は15日の定例記者会見で見解を問われ、「到底考えられない時代錯誤的な話だと思う。和歌山市内で行っていたことで、本当に恥ずかしい。今後こんなことのないよう十分注意してもらいたい」と苦言を呈した。
懇親会を企画した川畑哲哉県議(自民党を離党)が、女性ダンサーを招いた理由を「多様性、ダイバーシティということだった」と説明したことについては、尾花市長は「どこに多様性があったのか分からない。和歌山市は、それぞれの人の生き方が尊重される多様性のある社会を求めているので、ちょっと今回の多様性は意味が分からない」と話した。
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