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四箇郷ⅠがＶ　和市学童野球東支部新人大会

和歌山市軟式野球連盟学童部東支部の新人大会は１７日、同市宇治鉄砲場の北島グラウンドでＡ級決勝が行われた。手に汗握る一戦は、四箇郷少年野球クラブⅠが太田宮北少年野球クラブⅠを３―２で下し、９チームの頂点に立った。

◇Ａ級決勝

太田宮北Ⅰ	１	０	１	０	０	０	２
四箇郷Ⅰ	０	３	０	０	０	×	３

Ａ級決勝で太田宮北は１回表、四球で出塁した前が盗塁を決め、幸前が左越適時二塁打を放って１点を先制する。対する四箇郷は２回裏、１死から石丸の右三塁打で好機をつくると、森のスクイズで同点に。さらに２死二、三塁として、西の右前２点適時打で逆転に成功した。２点を追いかける太田宮北は直後の３回表、１死一、三塁から、幸前が中犠飛を放ち１点差に迫った。

３回裏以降は、両チームの投手が得点を許さなかった。太田宮北は幸前と北村、四箇郷は柴田と田村の継投。四箇郷が１点差で逃げ切った。

決勝打を放った四箇郷の西悠仁選手（１１）は、「（打球が）落ちると信じていた。ランナーを返せてうれしかった」と笑顔。坂本和彦監督（６５）は「しんどい試合だったが優勝できて良かった。今後に向けての良いステップにしたい」と話した。

太田宮北の幸前有哉主将（１１）は準優勝について、「うれしいけど悔しい。次につなげたい」と言い、北村真司監督（４５）は「（敗れはしたが）ナイスゲームだった。みんなが追い付く気持ちを強く持って戦ってくれた」と話した。

優勝、準優勝のメンバーは次の皆さん。

【四箇郷少年野球クラブⅠ】代表＝中村正司▽監督＝坂本和彦▽コーチ＝田村孝輔、石丸タケル▽スコアラー＝池田夕子▽主将＝柴田隼佑▽選手＝田村海翔、石丸クイル、西悠仁、池田倫太郎、森優月、津本陸煌、小柳伶愛、芝崎陽希、増田啓利、鈴木大翔、新里成唯

 

【太田宮北少年野球クラブⅠ】代表＝菅田明宏▽監督＝北村真司▽コーチ＝前学利、幸前有博▽スコアラー＝幸前さやか▽主将＝幸前有哉▽選手＝北村真惟、神戸克仁、大谷旭禾、鳥山鉄勝、中尾隆佑、熊ノ郷楓利、前優陽、岩垣遼馬、西林竜之輔