笑顔満点の春つかむ 公立高校で合格発表

2024年度公立高校入試の合格発表が19日、和歌山県内の各校で行われ、合格した受験生らは笑顔の花を咲かせた。

普通科で倍率が1・10倍だった向陽高校(和歌山市太田)では、午前10時に校舎玄関前に合格者の番号を掲示。自分の番号を見つけた受験生は「よっしゃ」「(番号が)あった」「良かった」などと笑顔で家族や友人らと喜びを分かち合った。掲示板の前で記念撮影する姿も多くあった。

岩出第二中を卒業した橋本穂乃花さん(15)は「達成感がある。めっちゃうれしい。充実した高校生活を送りたい」と声を弾ませていた。

受験前は一日4~5時間勉強したという貴志川中卒業の男子(15)は、「うれしい。友達をたくさんつくり、勉強も部活も頑張りたい」と満面の笑み。

貴志中卒生の須賀心優(みゆ)さん(14)は「(合格していて)安心した。高校では部活を頑張りたい」と話した。

追募集の出願は25日午前9時~午後4時。追募集の学力検査とやむを得ない事情で受検できなかった人に対する再学力検査は27日、合格発表は29日午前10時に行われる。

番号を見つけ喜ぶ受験生

番号を見つけ喜ぶ受験生

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