ピカチュウと登校 新入生に黄色いワッペン

明治安田生命保険相互会社、㈱みずほ銀行、損害保険ジャパン㈱、第一生命保険㈱の4社による、新小学1年生の交通事故防止を啓発する「黄色いワッペン」贈呈式が25日、和歌山市役所で行われた。

ことしで60回目を迎え、特別バージョンに。子どもたちに人気のキャラクター、ポケットモンスターシリーズに登場するポケモン「ピカチュウ」が児童と一緒に登校するデザインになっている。

子どもたちが交通安全に関心を持ち、保護者やドライバーにも注意を喚起しようと全国で実施している事業で、市内の小学校と義務教育学校の新入児童約2750人にワッペンが贈られる。

式には、明治安田生命保険相互会社和歌山支社の村尾和義支社長と、㈱みずほ銀行和歌山支店の松本真治支店長、損害保険ジャパン㈱和歌山支店の針山秀樹支店長、第一生命保険㈱和歌山支社の岡崎誠支社長らが出席。

村尾支社長が「新1年生の皆さんにはワッペンを付けて、交通ルールを守って楽しい学校生活を送って頑張ってほしい」とあいさつ。阿形博司教育長は「市の未来を担う大切な宝物である子どもたちにありがとうございます。市としても交通安全教室など行っていきたい」と感謝した。

市内の新1年生を代表して、市立貴志南小学校に入学する久岡琉さん(6)と上田莉子さん(6)に、村尾支社長と松本支店長がワッペンを付けた。

ワッペンを見た2人は「ピカチュウがいる」と笑顔で話し、久岡さんは「車から黄色いワッペンが見えるようにする」、上田さんは「お友達と一緒に(学校へ)行けたらいいな」と目を輝かせた。

ピカチュウデザインは、今回限りの予定となっている。

新1年生にワッペンを付ける松本支店長

新1年生にワッペンを付ける松本支店長

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧