未来へ力強い一歩 和歌山大学卒業式
和歌山大学(和歌山市栄谷、本山貢学長)の卒業式が25日、同市手平の和歌山ビッグホエールで行われ、四つの学部生882人と大学院生197人が学びやを巣立った。
学歌合唱に続き、各学部と大学院研究科の総代9人が本山学長から学位記を受け取った。本山学長は仲間や思いやり、挑戦することの大切さなどを伝え、「卒業式は新たな始まりの合図。新たなる未来に向けて一歩ずつ歩み出してください」と式辞を述べた。会場前では、卒業生が友人や家族と記念撮影をする姿も多くあった。
教育学部総代として学位記を受け取った楠見樹梨さん(23)は「出会えたたくさんの人の支えがあって卒業を迎えられた。これからも人との出会いを大切にしていきたい」と笑顔。三重県の銀行に就職する経済学部卒生の村井優太さん(23)は「まちづくりを学び、いろんなことにチャレンジできた4年間だった。卒業後も経験を生かしていきたい」と話した。
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