全国ドッジ出場へ 高松キングファイターズ

和歌山市のドッジボールチーム、高松キングファイターズ(山下貴弘監督)は31日、福岡県の福岡市総合体育館で開かれる「第33回春の全国小学生ドッジボール選手権」に県代表として出場する。1996年の創部以降、2年連続3回目となる春の大舞台。2月の県予選では幾度もの接戦を制し、県内7チームの頂点に立った。自慢のアタックやチームワークを発揮し、初の全国1勝を目指す。

チームには、高松や吹上、宮前小などの32人が所属している。県大会と全国大会には3年生以上の19人が出場。競技は男女混合の12人制で行われ、1セット5分間の後に内野に残った人数で勝敗が決まる。

県大会には、和歌山市、有田市、橋本市のチームが出場した。全チーム総当りでリーグ戦の後、決勝トーナメントを実施。高松はリーグ戦を3勝2敗1分の3位で決勝トーナメントに進んだ。

決勝トーナメントの初戦では、四箇郷ドッジボールクラブを9―7で撃破。準決勝以降は2セット先取となり、準決勝では名草ルーキーズ響を9―8、9―7と接戦で破った。決勝では、高野口コンティニューを11―4、9―8で下して優勝。2セット目では、サドンデス形式の延長戦を制した。

山下監督(34)は得意のアタックや要所でのレシーブが光ったとし、「リーグ戦では厳しい戦いが続いたが決勝トーナメントでは集中力を発揮し、声を出して盛り上がり、チーム一丸となった」と話した。

全国大会には、各都道府県の代表など計50チームが出場。4~5チームで予選リーグ戦の後、各リーグの上位2チームが決勝トーナメントに進出する。6年生は最後の大会となり、県からは高松のみが出場。

榎本凌久主将(12)は「みんなで力を合わせて県予選を優勝できてうれしい。全国も声を出して盛り上げたい」、山下監督は「全国では悲願の1勝を目標にチーム一同、悔いのないように楽しむ」と意気込んでいる。

高松は予選リーグ戦で、安徳フェニックス(福岡)、一ツ橋ファイターズ(高知)、Aoiトップガン(福島)と対戦する。

高松キングファイターズのメンバーは次の皆さん。

監督=山下貴弘▽主将=榎本凌久▽選手=坂田望武、藤井瑛永、島田浩平、橋本享典、伊藤利玖、大西春麻、横田龍一、髙木彰馬、荒内隼翔、田中利虎、相原音羽、髙木大智、川﨑雅紀、下之坊謙伸、木下晴人、浅野新、笠松悠志、白井斗希

全国大会へ意気込む高松キングファイターズの皆さん

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