新採からカジュアルに 県辞令交付式は軽装
ドレスコードはカジュアルで――。和歌山県は、4月1日に行う新規採用者164人(うち女性67人)への辞令交付式の服装を自由とし、入庁当初から軽装での勤務を促す。
岸本周平知事は、県庁職員に対し一年間を通じてノーネクタイ、ノージャケットで執務することを提唱。若手職員には軽装が広がっているものの、全体にはまだ浸透していないとして、「新規採用者には最初から知ってもらい、若い人から率先してもらう」と説明した。
ノーネクタイ、ノージャケットの狙いについて岸本知事は、「県庁の仕事でわざわざ(ネクタイで)首を絞めてするのはたぶん能率が上がらない。ジェンダー平等なので、女性だけカラフルで首は絞めなくていいのに、なんでおじさんだけ首を絞めなければいけないのか、ジェンダー不平等ではないかという思いがある」とし、「カジュアルな気分で仕事をした方が能率は上がる。職場も明るくなるし、上下の意思疎通もやりやすくなる」と話した。
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