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深く学び、視野広げたい　和大の入学式

和歌山大学（和歌山市栄谷、本山貢学長）の入学式が４日、同市手平の和歌山ビッグホエールで行われ、４学部と、昨年度に例新設された社会インフォマティクス学環の学生、大学院生ら計１１７５人が新たな第一歩を踏み出した。

本山学長が「これからの学びは貴重な財産。失敗や挫折があっても、成功への道を切り開く力となることを肝に銘じてください」と式辞。宣誓では各学部や大学院研究科の代表が、「仲間との出会いを大切にし、勉学、クラブ活動に全力で取り組む」、「これまでお世話になった人たちや両親への感謝と、入学の喜びを胸に、大学での学びを成就させます」と決意を述べた。

さらに同大交響楽団の演奏に合わせ、同大混声合唱団による合唱も披露され、美しい歌声と演奏が会場に響き渡った。

同大システム工学部に３年次編入した奥山志高さん（２１）は、「式の規模の大きさに驚いた。興味のある情報系の学びをより深められるように頑張りたい」、観光学部に入学した兵庫県出身の岩井なつみさん（１８）は、「地方創生に魅力を感じている。国内外に関するいろいろなことに挑戦し、視野を広げたい」と話した。