県内公立小中335校で 全国学力テスト

文部科学省による2024年度の全国学力・学習状況調査が18日、全国の国公私立小中学校、計2万8414校(8日時点)で一斉に行われた。

調査は、全国的に児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、指導の充実や学習状況の改善に役立てることなどが目的。全国の小学6年生と中学3年生を対象に、本年度は小学校で国語と算数、中学校で国語と数学が行われた。国語、算数、数学のみの調査は2021年度以来3年ぶりとなった。本年度は、学習の意欲、方法、環境などに関する児童生徒質問調査が全てオンラインで行われた。

和歌山県内の公立校では、小学校221校、中学校114校(8日時点)を対象に実施。高松小学校(和歌山市東高松)では、計85人が調査を受けた。

児童は調査についての説明を受けた後に配布された解答用紙に名前などを記入し、問題用紙の配布を受け、静かに調査の開始を待った。

問題、正答例、解説などは同日午後5時以降、国立教育政策研究所のホームページに掲載される予定となっている。

 

問題用紙を受け取る児童

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