城公園に植樹 和歌山市内6LCに感謝状

和歌山市内の六つのライオンズクラブ(LC)が和歌山城公園内に桜の苗木6本を植樹し、市は21日、感謝状を贈呈した。

植樹したのは和歌山、和歌山葵、和歌山西、和歌山伏虎、和歌山南、和歌山中央ゴールドの6クラブ。和歌山城公園内への植樹は、昨年に続き2度目となる。

世界各地で繰り広げられている、地球環境を考える「アースデー」(4月22日)にちなんだ取り組み。クラブでは合同で植樹や清掃活動を継続している。

公園内の桜は近年樹勢が衰え、市は治療剪定(せんてい)など桜の再生事業を行っている。6クラブは2月、特に衰弱が著しい護国神社付近の桜林にエドヒガンという品種の苗木6本を植え、現在は5㍍ほどに成長している。

アースデー合同例会の日となったこの日、植樹場所に各クラブの会長や環境保全委員長らが出席。犬塚康司副市長が、LC和歌山市地区の岩橋成和ゾーン・チェアパーソンに感謝状を贈呈した。

岩橋ゾーン・チェアパーソンは「和歌山城公園内のソメイヨシノは寿命を迎え始めていると聞く。微力ながら桜の植樹を続け、地域に貢献できればうれしい」と話していた。

6クラブの代表らが集まり、感謝状が贈られた

6クラブの代表らが集まり、感謝状が贈られた

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