初夏を彩る万葉植物 片男波公園に卯の花

和歌山市和歌浦中の片男波公園で、卯の花がかれんに咲き、見頃を迎えている。

卯の花は空木(うつぎ)という落葉低木の花の別称で、白い花が枝を覆うように垂れ下がって咲く。

初夏を彩る風物を歌った「夏は来ぬ」で「卯の花の匂う垣根に、ホトトギス早も来鳴きて」の歌詞で知られ、万葉集では24首に登場する。

おからの別名でもあり、卯の花の小さな花が集まる様子がおからと似ていることから名付けられたともいわれている。見頃は6月初旬まで。

また、同公園では万葉集で「楝(あふち)」として詠まれた落葉高木、センダン(栴檀)の花も淡い紫色の小花をたくさんつけ、甘い香りを漂わせている。センダンは今月中にピークを迎える。

同公園管理事務所では「かれんな万葉の花を見て初夏を感じてみませんか」と呼びかけている。

かれんに咲く卯の花

かれんに咲く卯の花

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧