一体となり放つ輝き 煌陽会が書の作品展

和歌山市園部の書道教室「煌陽会」(こうようかい、田端弓燿主宰)の第9回書作展「煌きを放て 光の書展」が10日、同市七番丁の和歌山城ホール3階多目的室で始まった。18日まで。

同会は1995年の発足時から練習に使った用紙を再利用し、身近にある厚紙を表具にするなどリサイクルに注力。環境に配慮した制作活動に取り組んでいる。

5歳から80代までの生徒およそ70人による硬筆作品やコンクール入賞作品、合同作品など約70点を展示している。

会場の中央には、作品「龍翔鳳舞」が力強さを放つ。他、菓子箱などの厚紙を13㌢四方に切って表具に代用し、新聞広告の写真を貼って一言を書き添え、生徒全員分を並べた合同作品もある。作品や会場の所々に、書き損じた用紙を染色し、花びら型に切り抜いて作った季節ならではのアジサイの紙細工が飾られている。

田端さんは「一生懸命に書いた作品を捨てるのはもったいないと、再利用に努めてきました。同じ言葉の作品はなく、皆が楽しんで書いた作品が一つになり輝きを放つような展示になれば」と話した。会場を訪れた同市弘西の大廣秀紀さん(76)は「生徒さんたちの結束を感じる。小学生も立派に書いていて、将来が楽しみ」と話した。

午前9時から午後10時まで。問い合わせは同ホール(℡073・432・1212)。

 

力強く書かれた「龍翔鳳舞」

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