今もつながる陸奥の思い 生誕180年祭

和歌山市出身の元外務大臣、陸奥宗光生誕180年祭が7日、和歌山市和田の竈山神社(𠮷良義章宮司)で行われた。

主催は「龍馬Worldin和歌山実行委員会」(臼井康浩実行委員長)と、「『陸奥宗光外務大臣』の功績を教育に活かす実行委員会」(立石誠一会長)。

陸奥は1844年7月7日、紀州藩の勘定奉行である伊達宗弘の6番目の子どもとして同市に生まれた。和歌山藩の藩政改革を行い、坂本龍馬が設立した海援隊などで龍馬と共に活躍し、多大な影響を受けたとされる。龍馬の死後、外務大臣として明治政府の最重要課題の一つ、不平等条約の改正に取り組み、1894年7月に日英通商航海条約の締結を成し遂げた。

この日、陸奥の主導による日英通商航海条約締結130周年を記念し、13~15日に市内で開かれる「第36回龍馬Worldin和歌山―和魂、紀州和歌山にあり―」の安全祈願祭なども併せて行われた。同委員会のメンバーら約10人が出席。𠮷良宮司が祝詞で神前に報告し、神の恵みを祈る鈴を鳴らした後、参加者はサカキをささげ、本殿に向けて一礼した。

臼井委員長は「180年という区切りを体験し、一層陸奥宗光の存在にありがたみを感じた。地元の大先輩が命を懸けてくれたことが今のわれわれにつながっていることを再認識できた」と話していた。

 

生誕180年を祝った出席者ら

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