■2010石田真敏
昨年の総選挙で、 従来の選挙とは有権者の意識が大きく変わったことを痛感しました。 その一つが、 最近の鳩山内閣や自民党の支持率低迷で指摘されるように、 無党派層が急増していることです。
無党派層の方々は、 集会など日常的な政治活動にあまり参加されず、 マスメディアをほとんど唯一の情報源とされています。
マスメディアは、 真のジャーナリズムという役割とともに、 商業的な視聴率目当てを内包している危険性があります。 それだけに無党派層に対して、 どのようにアプローチするかは重要な課題です。 我々、 政党や政治家が真の姿や真の主張をどう発信するかが極めて大切になってきました。
そこで、 十分ではありませんが昨年の総選挙後、 従来の活動に加え二つの活動を始めました。 一つは地元での、 月に何度かの街頭演説です。 そしてもう一つがネットを使った発信で、 ブログを始めました。 昨年の10月1日から週末の地元での活動、 委員会等での活動や発言、 そして時事についての意見などを週に何度か書いています。
この機会に、 最近のブログからいくつかの記事を紹介します。
4/3 「与謝野さん離党のニュースに接して」
与謝野さんの離党届を提出するタイミングがとても早く驚きました。 与謝野さんの勉強会は幾度も出席していましたが、 とくに誘いはありませんでした。
勉強会で私が主張していたのは、 参議院選で民主の過半数を阻止しなければ、 日本は経済財政、 自主自立の精神、 統治システムで、 大変なことになる。 そのために衆参の 「ねじれ」 をつくらねばならない、 そういう認識は一致していました。 しかし、 すでに参議院選に向けてたたかっているなか、 この時期に新しい党をつくるのはいかがかということも、 主張していました。 (以下略)
4/8 「初の三党共同対案」
本日の衆議院本会議で独立行政法人の通則法について、 公明党、 みんなの党、 自民党の3党がそろった政府案への対案を提出しました。 自民党総務部会長、 衆院総務委員会理事として、 法案と3党の調整を行っていましたが、 和歌山の西議員 (公明) をはじめとする議案提出者の方々の大変なご尽力の結果、 初の3党共同提案にこぎ着けたものです。 今後、 総務委員会で政府案とともに審議しますが、 われわれの対案と比較しながら政府案の不備をしっかり追究していきます! (以下略)
4/9 「三月末、 低温被害の報告」
3/27、 季節はずれの低温により県内各地で農作物被害が発生。 柿やビワ、 梅、 山椒など中心に18億円を超える被害を受けました。 そこで先週末、 かつらぎ町のOさんに被害の現場を見せていただきました。 (中略)
早速、 農水省と話をしたところ、 共済制度以外での減収補償は難しいとのこと。 また、 被害回復に向けた技術指導については、 国から通知を出していただくことになりました。 世界的な気候変動のなかでは、 今後もこういうことが起こりかねません。 農家の経営安定のために、 農業の保険である共済をもっと使いやすく、 効果的な制度に再構築することも話し合ったところです。 実現に向けて、 しっかり頑張ります。
まだ見ていただく方々は、 そんなに多くありませんが、 以上のように伝えたいこと、 知ってもらいたい事実を丁寧に書いています。 今後も続けて、 出来るだけ多くの方に真の姿を理解していただけるようにがんばります。
(2010石田真敏)
|