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2010年09月22日

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変わりつつある自民党 次期衆院選で政権奪還を
5_5.gif ■2010石田真敏

 和歌山県の人口が100万人を下回ったとの8月30日の報道は、 予測されていたこととはいえ衝撃的でした。

 人口の多寡だけでなく人口の年齢別構成なども、 重要な課題であるだけに、 まず今の傾向を止めなければなりません。 今日までも政治・行政に携わる者は、 私も含め様々に思案し、 様々に取り組んできましたが、 より一層の強力な取り組みの必要性を痛感しています。

 今、 時代は大きな変革期にありますが、 少しは将来を見通せる時期を迎えています。 それだけに、 時代のトレンドを見据える中で各地域・市町村が、 それぞれの長所をどう生かしていくのか、 何をもって地域力を維持していくのか、 雇用を維持するための産業は何かなど、 英知を集めて地域自らが地域に適合したビジョンを描くことが求められています。

 9月15日付け朝日新聞和歌山版で、 「人口増加に有効な対策は」 との質問に答えて各市町村の取り組みが紹介されていましたが、 私も国会議員として国政の場からしっかり応援していきます。

 さて、 この16日で民主党政権が誕生して一年が過ぎました。 「一度やらせてみよう」 との声で政権交代がなされましたが、 地元を歩いてみると既に答えが出たように思われます。 昨年とは一転して、 自民党への期待の声が大変大きくなってきました。 期待に沿えるようがんばらねばと、 心を新たにしています。

 そのような中、 自民党でも人事が行われています。 発表された党三役の石原氏、 小池さん、 石破氏はともに50歳代であり、 みなさんからの評価も良好です。

 この人事が行われる前に、 谷垣総裁と面談し私の考えを伝えました。

 自民党への国民の信頼を得るためには、 自民党がどう変わり、 何をしようとしているのかを国民に見える形で提示する 「見える化」 が必要であること、 具体的には派閥の解消、 若手の抜擢、 記者会見やテレビなどのメディア対策などです。 さらに、 冷戦後20年を過ぎ、 日本の新たな針路を示すとともに、 国民が不安や不満を抱いている個別課題について、 自民党の考えを明示するために民間人を交えたプロジェクトチームを設立すべきことなどを提言しました。

 次期衆議院選挙は、 政権奪還のチャンスだと思います。 そのためには国民から今一度信頼される自民党に生まれ変わることが必要です。

 そのような中、 私の所属する山崎派のことが新聞紙上で報じられています。
 
 昨年の総選挙以来、 さまざまな批判や反省のなかで派閥問題も大きなテーマの一つでした。 去る3月の自民党内の全議員総会の場でも、 派閥のある種の効用は認めるにしても、 国民的批判を浴びている以上、 解消すべきとの意見が多く出されました。 このような流れが、 今の自民党の主流になりつつあります。

 山崎派に関する報道もその流れにあり、 今後は派閥ということではなく、 政治団体の届け出もない、 ゆるやかなグループ的活動になっていくと思います。 ちなみに私も3月の全議員総会以来、 発言した手前、 派閥の会合へは出ていません。

 自民党は、 総選挙を通じた国民の批判を真摯に受けとめ、 確実に変わりつつあります。


(2010石田真敏)
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