わかやま新報は、和歌山市を中心とする和歌山県北部唯一の日刊新聞です。
f_ss_nikai.jpg 二階 俊博
f_ss_nishi.jpg 西 博義
f_ss_ishida.jpg 石田 真敏
f_ss_tsuruho.jpg 鶴保 庸介
f_ss_sekou.jpg 世耕 弘成
f_ss_ooe.jpg 大江 康弘
f_ss_kishimoto.jpg 岸本 周平
f_ss_sakaguchi.jpg 阪口 直人
f_ss_tamaki.jpg 玉置 公良
サイト内を検索


5_5.gif
<<メイン>>
2003年09月17日

ganba_title.jpg
国民の生の声を国政に反映 地方にとって夢の持てる改革を
5_5.gif ■2003石田真敏

 七月三十一日の粉河町を皮切りに、九月七日の岩出町まで和歌山第二区内の十六市町村で、国政報告会を開催させていただきました。多くの皆様のおかげで五千人の方々にご参加いただき大変ありがたく思っています。
 私は、十一年間の県議時代、八年間の市長時代を通じ、絶えず報告会を開催し、選挙区の皆様に語りかけ、またさまざまなご意見やご要望を聞かせていただきました。そしてこの活動こそが、私の政治の原点でありました。
 政治家にとって大切なことは、一方で国民の生の声を聞き、一方で時代の流れを的確に把握し、双方勘案して適切な政策を立案し遂行してゆくことだと思います。
 そのような意味からも、報告会やミニ集会を通じて、時事を語り、また日々の生活や仕事から出てくる生の声を聞かせていただくことは最も重要な政治活動であると思います。
 さて、国政報告会ですが、改めて三十~四十分で国政報告することは、難しいものだと感じました。何といっても課題は多岐にわたり人々の関心も多岐にわたっているからです。政局、内政、外交等すべてを網羅することは不可能で、十分意を尽くせませんでしたが、大要次のような報告をさせていただきました。
 ①地方の声が余り届いていないこと
 「昔は地方のことを知っている官僚も政治家も大勢いたけれども、最近は地方のことを知っている官僚も政治家も本当に少なくなった。」と当選回数を重ねた政治家が自民党内の会合で発言されましたが、私の一年数カ月の体験からも、全く同感です。
 就任来、さまざまな場所で、さまざまな分野で地方の思い、悩み、期待を大いに発言してきましたが、これからも自民党衆参議員三百五十七人中十人しかいない市長経験者として、地方に生きる人々の生の声を国政に大いに反映させてゆかなければならないと思っています。
 ②県選出与党三党国会議員の連携
 現在、政府は与党三党体制ですが、和歌山でも木村知事を中心に与党三党の県選出国会議員が絶妙な連携プレーをしています。事あるごとに県東京事務所に集まり、世耕議員、谷本議員は官邸の福田官房長官に、西議員は冬柴公明党幹事長に、鶴保議員と二階保守新党幹事長は連携して、そして、私は山崎自民党幹事長にそれぞれ働きかけ、和歌山県の抱える課題解決に取り組み、大きな成果を上げています。これからも、この連携がうまく機能することが、和歌山県の発展のためには重要だと思います。
 ③地域振興について
 市町村それぞれの特色がありますが、共通する課題として、一つは、高野・熊野の世界遺産登録を大いに活用して、訪れる人々の流れを各々の地域がどう受け入れていくかです。またもう一点は、農林水産業の振興と共に自然やそこでの体験を求める人々の意識の高まりを受けて、農山漁村の活性化に結びつけることだと思います。
 ④総裁選について
 小泉総理を支持します。その理由は、今は歴史的にみて大改革期であり、小泉総理の掲げる構造改革を推進し、政府も企業も個人も時代の変化に対応して変わらなければならない時だと思うからです。ただし、小泉総理の構造改革路線を支持しつつも、そこに地方の声を大いに反映させ、地方にとって夢のもてる改革にしてゆかなければならないと思っています。


(2003石田真敏)
5_5.gif


5_5.gif

この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio