24日夜、ダイワフィールドスタッフの山本典史さんからのお誘いで、和歌川周辺のシーバス狙いに釣行。この時期は、寒くも暑くもなく、仕事が終わってから、つかの間のお楽しみ。海でロッドを振るだけで仕事の疲れもキャスト・アウェイ! てなもんですわ。
さて、私、生まれも育ちも生粋の御坊人であり和歌山市周辺のポイントはまったく知らず。山本さんがお友達になってくれてからはいろいろと教えていただき感謝感激雨あられで、今回のポイントも実は初挑戦。結果を先に申しますと山本さんが良型のシーバスを3本、さらにこの日の午前中には97cmの激ランカーも釣り上げたといい、さすがの一言。ちなみにわたくしはクソボーズやったけど、初ポイントは新鮮でおもしろかったので全然ヘーキ(負け惜しみ違う)。
ポイントでは常連さんらしき人がおり、山本さんと楽しそうに会話。あとで山本さんに聞くと「知らん人やけど、よく会うから仲がいいんですわ」とか。うんうん、おるおる、そんな人。私も通い詰めたポイントでは「今日はどうでっか」「いや~、あきまへんわ~」と和やかに会話するものの、名前は知らんっちゅうパターン。さらに悪いことにその人に会うのはいつも夜だから顔すら分からへん(泣)。会話だけ聞いてたら親友か? と思われるほどやけど、おそらく昼間に道ですれ違っても、どっちも気付かへんと思う(携帯電話でめちゃ仲良く話するけど、顔は知らんという人もおる)。
話はそれたけど、その後、山本さんが「チヌを狙いましょう。今やったらキビレが釣れますわ」とポイントを移動。バブルシュリンプというエビみたいなのソフトルアーを小型のジグヘッドにセット。底をズル引きで、これまたすぐに山本さんにヒット。30cm級のキビレ。久しぶりに見たけど、わたくし、キビレって魚は好きですな。本チヌよりきれいやし。そういえば昨年末に閉店になった御坊の南釣具店のおっちゃん南修さん(通称ナンシュウさん)が「キビレはチヌよりはるかにうまい」とよく言っていたのを思い出しますな。
キビレの写真を撮らせてもらったとき山本さんは「和歌川と違たら食べるのにねぇ」とポツリ。「それは食えないってこと? それとも食いたくないってこと?」と尋ねると、「…うーん、どっちもですわ」と笑顔。ちなみにここでも、わたくしは苦戦。ノーバイトで困っている隙に(?)山本さんは小型のシンキングペンシル(レイジー5cm)でヒラセイゴを連発中。「あれ? チヌ釣りしてたんとちゃうんかいな…?」。ほんま、いろいろと熱心に試す人ですわ。また、いっぱい教えてくだされ。 (海)
30㌢のキビレと山本さん
ちなみに、山本さんのブログはこちら