4月24日付の新聞に片男波のアサリがナルトビエイに食べられて(?)全滅! みたいな記事が載ってましたよね。 そこで我がシンポー釣り部の(海)隊長と(たおまさ)隊員とともに私(康)も、仕事帰りにギャング退治に出かけました。日ごろから「付き合いが悪い」と評判の僕ですが、そんなことはないということを証明。この日は夜の9時から他のアポがあるのにもかかわらずの参加です。
ちなみにエイのポイント、仕掛けなどはまったく分からず、とりあえず「満潮時に万葉館あたりでええんちゃうん?」と、ぬるい発想で釣行。テキトーなポイントで、さらにエサ代がもったいないという理由からルアーで勝負。
「ええ景色やな~」「でかいの掛かったら絶対に取れんらしいで」などと、これまたぬるい会話をしていると、いきなり(たおまさ)隊員のロッドが弓なりにしなっているではないですか!
「エイか!?」。近寄って応援しようとすると、「いや、ガイア(地球)ですわ」と四苦八苦中。ただの根掛かりのようだったので放っておきました。さらに今度は(海)隊長にもアタリがありましたが、針掛かりしなかったようです。「ワームのしっぽちぎられた。フグの仕業やわ…」と悔しそうにしていました。「日ごろの行いが悪いからじゃ」と内心思いながらも、「惜しかったですねぇ」と、得意の営業スマイルで慰めてあげました。
しょーもないことでワイワイやってるのを通りすがりの犬の散歩のおっちゃんらが不審そうに眺めてました。
あたりも暗くなりはじめ、僕も次のアポの時間が気になりだしました。そんな中、時計に目をやりなりながらだらだらとリールを巻いていると、いきなりゴンゴンっとアタリが! びっくりしたのと同時に、これまで経験したことのない引きに思わず、「た、助けてください!!」と腰砕けになり、無意識に(海)隊長にロッドをパス。「なんや、なんや~?」。みんな何も釣れるわけがないと思っていただけに大慌て。そして上がってきたのはエイならぬ40センチの高級魚マゴチでした! ちっこいバスしか釣ったことのない僕にとって初めての大物でした。
ちなみに(たおまさ)隊員も(海)隊長もボウズのまま。まだまだやめる気配はなさそうだったので、「あの、すみません、9時からアポがあるのでそろそろ帰らないと…」とやんわりと申し出るも、「付き合い悪いわ!」と逆ギレされるハメに。ま、僕の一人勝ちですから悔しいのも分かりますがね。 (康)
仕事帰りのスーツがまぶしい!
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