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筋トレに励む山野さん
和歌山市市小路の県立和歌山北高校(髙田直昭校長)ボート部3年の山野早也香さん(17)が6月6日から滋賀県の琵琶湖で開かれる近畿高校選手権に向けて連日、熱の入った練習を行っている。昨年の全国選抜の成績は第5位で、今月の朝日レガッタでも2位となるなど好調を維持。「近畿では優勝を狙います」 と気合十分だ。
山野さんはスキーの選手も兼ねており、ことし2月に兵庫県で行われた近畿高校スキー選手権大会の女子GSL(ジャイアントスラローム)の部では見事優勝を成し遂げている好選手。
夏場はボート競技に転身し、今回の近畿高校選手権で2種目制覇を目指す。山野さんは 「春の全国選抜(ボート)では苦い思いを味わったので、インターハイでは思いきり練習の成果を発揮したい。近畿高校大会も優勝を狙っています」 と気合十分。
近畿大会に先立ち、30、31の両日に日高川町の美山漕艇場で高校総体県予選があり、雨の日の室内の練習では、エルゴメーターと呼ばれる室内用のボート漕ぎの機械やバーベルで筋トレを行い、基礎体力のアップを図っている。「夏からボートのシーズンが始まるので、今まで積み重ねてきたことを出し切り、チーム一丸となって頑張ります」 と意気込んでいる。
顧問の門悌次教諭は全国総体に向けて 「山野には決勝に残ってほしい。部としては、準決勝に残ることを第一の目標としています」 と話している。
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