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テープカットを行う関係者
和歌山大学サテライトが2日、 和歌山市本町のフォルテワジマ6階に開設され、 オープニングセレモニーが行われた。 和大のサテライトは現在、田辺と岸和田に設置されており、 フォルテ内のサテライトは3つ目。 個々に活動しているサテライトをつなぐ拠点として機能する。ミーティングルームや収容人数40人前後の多目的室が2部屋あり、 9日から事務員が常駐し本格的な運営が開始される。
セレモニーではテープカットが行われ、 仁坂吉伸知事や大橋建一市長、 和歌山商工会議所の島正博会頭らが祝辞。 小田章学長は 「大学自体の力は大きくありませんが、 多くの人の力を借りながら県や市の発展に尽くしたい」 とあいさつした。
サテライトは昼間は学生が利用し、 夕方以降は市民の講座や勉強会が開かれる。 4階の300人収容可能なイベントホールでの講演会なども開かれるという。
小田学長は学生と市民がコミュニケーションをとることが中心市街地活性化にとって大事だとし、 「市民と大学が互いに協力して中心市街地を元気にしたい。 サテライトが市民の憩いの場になれば」 と話している。
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