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全国へ届けられる下津町地域のビワ
海南市の下津町地域で特産のビワが出荷のピークを迎えている。 同地域は近畿有数の産地で知られ、関西を中心に全国の市場へ初夏の味覚を届けている。
JAながみね仁義集荷場では、 162戸の生産農家が約36haの山畑で栽培。 小ぶりだが糖度の高い茂木(もぎ)ビワが中心で、ことしは春先の気温が低かったため、 昨年より1週間ほど収穫が遅れた。 2Lサイズを中心に昨年並みの約200トンを出荷する見込みで、価格は例年より1、2割ほど安いという。
同JAしもつ営農生活センターの谷口清誠さんは 「適度に水分があり、 ことしも甘くておいしいですよ」とにっこり。 出荷作業は7月上旬ごろまで続きそうだ。
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