レク活動など幅広く展開　21日岩出に障害児者相談・支援センター開設

21日に開所する相談・支援センター

障害を抱える市民が自立した生活を営むための総合的なサポートを図ろうと、岩出市は同市宮に 「岩出障害児者相談・支援センター」 を開設する。 事業の運営は社会福祉法人きのかわ福祉会が担当。同会の職員がセンターに常駐し、 相談の受付業務やレクリエーション活動、 就労支援などの幅広い事業に取り組む。 21日に開所式が行われる。

支援の対象は各種障害手帳の交付を受けている市民と、 その保護者や家族など。同会の社会福祉士や精神保健福祉士など3-4人の職員が業務にあたるという。
同センターでは相談支援、 活動支援、 地域ネットワークの3部門を柱に事業を展開。 相談支援事業では、 障害児者の生活の悩みや問題について、 無料で電話や面談で相談を受けるほか、 ヘルパーや医療機関の紹介なども実施する。 活動支援部門ではセンター内のスペースを利用して、 生け花教室などのレクリエーション活動を行い、 居場所作りを図るという。 また、 仕事の相談などの就労支援にも取り組む。 さらに、 市内で活動している各種障害者団体の中核地として、 情報交換やボランティアの育成などの役割も担っていくという。
ビルの一角にあるセンターは約100平方mの広さで、 相談室や作業室のほか、 くつろぎの場としてのオープンスペースも併設している。
同市福祉課では 「困っていることがあったら何でも相談にのります。 気軽に利用してください」 と話している。
利用時間は午前10時から午後5時までで、 定休日は土、 日、 祝日。 利用料は無料(ただし、 レクリエーション活動などでの実費は自己負担)。
問い合わせは同センター(0736・63・1622)まで。