2008年09月25日

2008 00.社会/2008 05.紀の川・岩出・海南・紀美野

動物愛護フェスで命の大切さ再確認

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ウサギを抱いてうれしそうな女の子

20日から26日までの動物愛護週間に伴い、県と県獣医師会(玉井公宏会長)は23日、海南市下津町下津の市民交流センターで「2008 動物愛護フェスティバルinかいなん」を開いた。ペットや動物について正しい理解を深めてもらおうと、毎年会場を変えて開催している14回目のイベント。来場者は動物との触れ合いやパネル展などのさまざまなコーナーを通して、あらためて命の大切さを感じていた。

海南市では2回目の開催。はじめにふれあいホールで式典があり、主催者を代表して県環境生活部の上田信一郎食品安全監が「ペットを家族の一員として飼う人が増える中、一方で虐待などの問題もある。きょうは人と動物のより良い関係づくりを考えてほしい」と来場者に呼びかけた。この夏、募集した動物フォトコンテストの表彰式も行われ、上田食品安全監と玉井会長から入賞した27人に賞状と記念品が贈られた。
センター前にはミニ動物園がオープン。アドベンチャーワールドからやってきたヤギやアヒル、カワウソなど十数匹の動物が登場した。紀美野町の県動物愛護センターからも4匹の犬が来場。ウサギをひざに抱いた女の子は、「ふわふわしてて気持ちいい」と感触を確かめてうれしそうだった。
センター内では、飼育者のマナー教室や動物の健康相談、動物フォトコンテストの作品展などがあり、県自然博物館の小阪晃主任学芸員を招いた講演「動物の歯の不思議」も行われた。玉井会長は「フェスティバルを通して動物を愛する気持ちとともに、人同士の思いやりについても考える機会になれば」と話している。
動物フォトコンテストの入賞者は次の皆さん。
最優秀(知事)=新井袈裟子▽最優秀(市長)=池原由美子▽優秀=阪井千佳、林恵津子、濱口哲也、田中理奈、山本尚志▽入選=山下佳代子、松山理英子、福田圭子、脇本ゆみ子、田中理沙、杉本博、隅ひとみ、山下真由子、庵尾茂子、北端照夫▽ファミリー=佐藤奈津子、藪本万喜、前田都季生、横貫良文、南方幸代▽ユーモア=谷本千鶴子、田中宗彦、菊岡洋子、芝一美、谷口雅美





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