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ボックスを設置する北署地域課の署員 |
警察庁が定めた1日から31日までの全国振り込め詐欺撲滅のための取り締まり活動及び予防活動の強化推進期間の初日、 和歌山北署は、 和歌山市木ノ本の松源木ノ本店敷地内にある紀陽銀行のATMコーナーに同署が開発した 「おしゃべりパトロールボックス」 を設置した。 同ボックスは人が通るとセンサーが感知し、 振り込め詐欺の注意を呼びかけるもの。 同署管内では初めての設置となり、 今後も複合ATMコーナーに優先的に設置していく予定。
同署の地域課、 生活安全課の7人、 紀陽銀行松江支店の岡村一郎統括支店長の立ち会いのもと、 設置が行われた。 同ボックスは、 利用者が前に立つと赤外線センサーが感知し 「ちょっと待って!だまされていませんか」 などと音声が流れる仕組み。 同ボックス設置後、 ATMコーナーを使った同市木ノ本の無職、 池田公一さん(64)は 「目に訴えるより耳から入った方が、 高齢者にも効果的だと思う。 我々としてもありがたい」。 岡村統括支店長は 「犯人に対してなど広い意味での抑止効果にもつながれば」、 同署地域課の巽勉地域課長は 「警察官の警らも兼ねているので、 振り込め詐欺はもちろん街頭犯罪などあらゆる犯罪の防止に役立てば」 と話していた。
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