2008年10月07日

2008 00.社会/2008 05.紀の川・岩出・海南・紀美野

65年ぶりに野上八幡に御神馬像復活

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本殿前に建立された青銅の御神馬

紀美野町の野上八幡宮(薮洋平宮司)に氏子たちが待ち望んだ青銅の御神馬像が65年ぶりに姿を見せた。
同八幡宮の御神馬像は昭和3年に氏子の小早川伊助さん(孟子)から寄進され、シンボルとして子どもたちにも親しまれていた。太平洋戦時下の昭和18年9月に旧日本軍の供出によりその勇姿は見ることが出来なくなったが、戦後復活を願う声は大きく、氏子の協力を受けながら建立から80周年となることし2代目の御神馬がお披露目される運びとなった。
富山県高岡市の専門業者に製造を依頼した2代目は全長2・5メートル、高さ2・1メートルで、初代を設置していた自然石の台座(高さ約1メートル)にりりしい姿で立ち、風になびくたてがみと尾が躍動感を漂わせている。鞍には八幡宮の三つ巴の紋が金色で彩られ、深い緑色の馬体との調和も素晴らしく、参拝者の話題を集めている。
既に除幕式は終えられ、報告祭が12日の秋季例大祭で行われる予定。





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