2008年11月01日

2008 00.社会

ヒノキの香りのパンフ

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文字をこするとヒノキの香りがする新パンフレット

和歌山市は平成20年度紀の国森づくり基金を活用し、同市加太の友ヶ島ハイキングコース分岐点に紀州材(ヒノキ)の間伐材を利用した誘導サインを新たに設置した。 これに合わせて友ヶ島のパンフレットも一新。 表紙の 「友ヶ島」 には香料インキを使用しており、文字をこするとほのかにヒノキの香りがする仕掛け。 1日から3日間、 友ヶ島で開催される完成記念イベント 「友ヶ島へ行こう」 から配付される。
平成20年度紀の国森づくり基金を活用した 「国立公園友ヶ島誘導サイン設置事業」。 誘導サインは、 文字が傷んでいた部分の立て替えや増設を行い、 島内ハイキングコース29カ所に設置。 1日に実施する 「友ヶ島親子森林体験ウォーク」 (申し込み終了)で公募した親子40人が18カ所の表示パネルを張り付けて完成する。
新パンフレットは折り畳み式でポケットに入るコンパクトサイズで、 広げると縦21cm、 横56・3cmのA4横2枚弱の大きさ。 マップ上には島内の高低差や1から29の番号を割り振った誘導サインの位置が示されているなど、 入島者が巡りやすいよう配慮。 交通案内も前回パンフレットより詳しく表示するなど、 分かりやすくなっているという。
イベント期間中は友ヶ島灯台の一般公開や、 「日本標準時子午線(東経135度00分00秒)日本最南端の地ライン標示」、 全日、 船着場で先着135人に加太特製よもぎもちの配付も行われる。 参加費無料。 船賃(おとな1600円、 こども800円)や加太港駐車場代(300円)は自己負担。
観光課によると、 昨年の友ヶ島灯台135周年イベント(11月3、 4、 10、 11の4日間)開催の入島者は1428人。 11月単月では2149人(前年比1068人増)が島を訪れた。 昨年度の入島者数は1万8872人で、 今年度(4月から9月末時点)で1万4610人を数えている。 同課は、 年間2万人を目標にしており、 今回のイベントでも1日に300人を予定。 「この機会に自然の良さを楽しんで下さい」 とPRしている。





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