2008年12月05日

2008 00.社会

オークワがサントリー、山崎パンと合同で世界遺産保護へ

0812051.jpg

下林理事長に目録を渡すオークワ神吉常務取締役(左から3人目)

(株)オークワ(福西拓也社長)はサントリー(株)(佐治信忠社長)と山崎パン(株)(飯島延浩社長)と共同で3日、 オークワ147店で売ったサントリーと山崎パンの商品の売り上げの一部を県緑化推進会の 「世界遺産の森林を守ろう基金」 に寄付した。 目録の贈呈式は県庁で行われ、 3社から同会の下林茂文理事長(県農林水産部長)に手渡された。
サントリーは、「金麦」「ワイン」の売り上げから38万円を、山崎パンは「芳醇」の売り上げから32万6800円を寄付。 それぞれ半額を(株)オークワが負担した。 オークワとサントリーは、 ことし8月にも合同で33万8688円を寄付しており今回が2度目。 山崎パンは初の取り組みになる。
同基金は、 平成16年に世界遺産登録された 「紀伊山地の霊場と参詣道」 の森林を保全するためのもので、 現在までに78件、 384万5447円が集まっている。 使途としては平成19年5月、 田辺市に206万円を交付し発心門王子周辺の森林を間伐。 間伐材は本宮ビジターセンターの造作材に利用した。
オークワは来年2月に50周年を迎えるにあたり、 環境をテーマにさまざまな取り組みを考えているという。
目録を受け取った下林理事長は 「環境に対する企業の思いを胸に、 森林を守っていきたい」 と感謝の言葉と決意を述べた。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif