2008年12月10日

2008 02.政治・経済/2008 05.紀の川・岩出・海南・紀美野

神出海南市長が2選に向け出馬表明

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神出市長

来年4月に行われる任期満了に伴う海南市長選に向け、神出政巳市長(57)=無所属=は9日、「己の非才を顧みず、引き続き市長選挙に立候補させていただきたい」と出馬の意志を表明した。
この日開かれた市議会12月定例会本会議で中西徹議員(市民クラブ)の一般質問に答えた。神出市長は新市1期目の自己評価について、「議員はじめ市民の皆様の市政へのご理解、ご協力を頼りに、職員一人ひとりの献身的な働きによって何とか今日までやってこられたというのが実感」と振り返り、「財政状況は一段と厳しさを増しているが、そのような状況であっても解決すべき課題にしっかり対応するため、『集中と選択』の考えに基づいて事業の重点化を図り、将来にわたり持続可能な行財政運営の基盤確立に取り組んでいかなければならない」と述べた。
その上で2期目への抱負として、「より一層、皆様方と力を合わせ、本市の将来像である『元気 ふれあい 安心のまち 海南』を築き上げていきたい。津波対策、病院建て替え、国道など幹線道路網・生活道路の整備、また元気を出すためのミカンはじめ地場産業振興、潮見台などへの企業誘致や中心市街地活性化など、懸案事項に力一杯頑張る所存」と語った。
神出市長は海南高校卒業、明治大学大学院修了。一級建築士。昭和58年に市議会議員に当選し、平成7年から県議会議員を務めた。14年の石田真敏市長(当時)の辞職に伴う市長選で無投票当選。17年の旧海南市、旧下津町の合併に伴う市長選でも無投票当選を果たし、新海南市の初代市長を務めている。





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