J2甲府が紀三井寺競技場でキャンプ

サッカーJ2リーグに所属するヴァンフォーレ甲府が和歌山市毛見の紀三井寺陸上競技場で一次キャンプを行っている。 29日まで調整を行い、 2月6日からは宮崎県で二次キャンプを始める。

キャンプは県の誘致に応えたもの。 昨年11月から12月にかけて視察を行い、 環境設備が整っていることや気候が暖かいことを踏まえて決定した。

ことしのヴァンフォーレは、 谷真一郎フィジカルコーチを新しく置いており、 選手たちはキャンプ初日と2日目は谷コーチのもとボールを触らずにトラックを走ったり、 筋力トレーニングなどで体をほぐしていた。 GKの加藤慎也選手 (29) は 「今は体力づくりの段階なので、 けがしないように注意している。 思ったより和歌山は暖かいです」 と話していた。

24日、 午前10時から同競技場でサッカークリニック、 午後3時から和歌山マリーナシティロイヤルパインズホテルで講演会も開く。

ヴァンフォーレは昨シーズン、 28勝10敗13分・勝点97点で4位。 平成18年と19年にJ1に所属、 20年からJ2に降格。 ことしはJ1復帰を目指し 「ICHIGAN―Try Again―」 をスローガンに上げている。