2010年01月25日

00.社会

日本連盟会長が講演、ガールスカウトフォーラム

ガールスカウト日本連盟和田照子会長

「提案できる人間になって」と話す和田会長

ガールスカウトフォーラム 「わたし流 凛 (りん) としたくらしかた 次世代におくる わたしのメッセージ」 が24日、 和歌山市の県立図書館2階メディア・アート・ホールで開かれた。 一般を含む170人が、 ガールスカウト日本連盟和田照子会長の基調講演や、 20代30代の会員が語る 「活動で培ったもの」 に興味深く聴き入った。 ガールスカウト和歌山50周年記念事業の一環で県男女共生社会推進センターりぃぶる企画提案事業。

竹山早穂支部長が 「まさにガールスカウトのロールモデル」 と紹介した和田会長 (40) は、 中学1年からスカウトとして活動し東京大学大学院法学政治学研究科を修了。 現在、 日本経済団体連合会に経済基盤本部主幹として勤務している。

和田会長は、 「忙しいですが、 ガールスカウトは自分のエネルギーと時間を割くに値する活動。 その価値は他の人たちの喜びを自分の喜びとすることができ、 自分で感じて考えて行動できるようになること」 と話した。

さらに、 自らの体験を交えながら 「スカウトの活動は多様。 それらを通して自分のいろいろな可能性の扉を見つけられる」 とし、 モットーとする言葉 「備えよ常に」 と 「暗いと不平を言うよりも、 すすんで明かりをつけましょう」 を参加者に紹介した。

パネルディスカッションには、 小学時代から現在までガールスカウト活動を続けている大学生や教師、 育休中の団体職員、 3児の母でもある会社員など6人と和田会長が参加。

各自が活動で培ったものとして、 コミュニケーション力、 段取り力、 続ける力と熱中する力、 自然の中で活動する楽しさ、 知らない世界に飛び出し世界に仲間を広げられたことなどを生き生きと語り合った。

熱心に聴いていた和歌山市の森本唯さん (14) は、 「年長からガールスカウト活動をしています。 和田会長の話された 『暗いと不平を言うよりも、 すすんで明かりをつけましょう』 を私も実践しようと思います」 と話していた。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


00.社会 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif