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飛び込みキャッチの練習を指導する松下GKコーチ |
サッカーJ2のヴァンフォーレ甲府(内田一夫監督)は24日、和歌山市毛見の紀三井寺公園陸上競技場で中学生を対象としたサッカークリニックを開いた。
県トレセンから県代表の3年生14人、和歌山市代表の2年生18人の計32人が参加。ヴァンフォーレからは、渋谷洋樹、松下太輔両コーチと、東間勇気、小池悠貴、畑田真輝、柏好文、唐澤大夢の5選手が指導に当たった。
開会の顔合わせでは、森下翔馬君(15)が代表して「今日はプロ選手の技術をしっかりと盗ませていただきます」とあいさつして練習を開始した。
渋谷コーチのグループは、2組に分かれ、正確なパス練習、リフティングなどで体をほぐした。途中からは2人が向き合うところでボールを浮かせ手を叩き合ったり、ボールを交換したりなど、難易度も上がっていった。後半は3グループに分かれた試合を行い、選手たちは渋谷コーチから学んだテクニックを生かそうと、グラウンドを駆け回った。
GK担当の松下コーチのグループは、柔軟体操から始まり、反応を良くするために、体の向きを瞬時に変えてからボールをキャッチする練習など、本格的なGK術に挑戦。松下コーチは「基本は学んでいるはずなので、今日は実戦向きの練習を行いました。ボールをけられてから反応するのではなく、まず予測。この意識付けをしっかりして1ランク上のゴールキーパーを目指してほしいです」と話していた。練習を終えた嶋真矢君(14)は「予測する練習は初めて。試合でも生かしていきたいです」とうれしそうに話していた。
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