2010年01月26日

03.スポーツ

NC杯少年柔道大会、正木道場Aが初優勝

大活躍した正木道場の皆さん - NC杯少年柔道大会、正木道場Aが初優勝

大活躍した正木道場の皆さん

第4回NC杯少年柔道大会が、橋本市の県立橋本体育館メーンアリーナで開かれた。近畿を中心に県内外の強豪が参加する注目の大会で72チームが予選リーグ(3グループ)戦、決勝トーナメントで激突。決勝では和歌山市の正木道場Aが社柔道少年団A(兵庫)を1―0で下し県勢として初優勝を果たした。これまで他府県が優勝をさらってきただけに、選手たちの喜びもひときわ大きく、正木道場Bもベスト4入りと活躍した。


試合は団体戦で行われた。構成は先鋒1年、次鋒2年、三将3年、中堅4年、五将4年、副将5年、大将5年による7人制。

決勝では正木道場A先鋒の徳本千夕が善戦。チーム唯一の女子ながらも、積極的に攻め、有利に試合を運び体格差に負けず、引き分けとした。続く次鋒前皓太、三将谷口昇央、中堅陶侑希、五将木村海士がそれぞれ引き分け。一本こそ奪えなかったが、果敢な攻めで健闘した。特に五将戦は相手が兵庫のチャンピオンだけにひやひやする場面も見られたが、高学年につなごうと粘りの柔道で、強豪の社柔道少年団に失点を許さなかった。副将戦は小林礼弥が値千金となる大活躍。開始20秒、相手の背負い投げを切り返して、後ろに押さえ込んで合わせ技の一本を奪い、1―0で初Vに王手をかけて迎えた大将戦は、谷山晴哉が危なげない戦いぶり。一本を奪いに行く攻撃的な姿勢を続け、引き分けて優勝が決まった。

厳しい試合を戦った影の立役者ともいえる木村は「相手はすごく強い選手と聞いていたので、とっても緊張しました。負けてもいいからと全力で向かったのが引き分けになりました。次は絶対に勝ちたいです」と笑顔で話した。





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