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2010年02月04日

00.社会

秋葉山梅園を後世に、星林高美術部が植樹活動

星林高校美術部

丁寧に苗を植えていく生徒と堤教諭右

和歌山市の秋葉山頂上付近にある梅園に3日、 星林高校美術部の生徒が白梅と八重の紅梅の苗5本を植樹した。 市民の寄付により生まれ大勢が楽しんできた梅園だが、 約30年前220本あった木は現在90本と激減。 うち20本も枯れかけて花芽がついていない状態。 小さいころは遊びに訪れ、 今は絵を描きに秋葉山に来るという2年の大平穂高さん(17)は、 「育ってきれいに花を咲かせた梅を描きたい。 毎年この時期には見に来ます」 と話している。

同梅園は昭和51年に、 従兄弟同士である和歌浦の北畑長左ヱ門さん、 北畑忠次郎さん、 北畑良三郎さん(3人とも故人)が荒れ地1000平方メートルを整地し、 観賞用の紅梅と白梅、 しだれ梅など220本を植樹。 「市民の憩いの場に」 と市に寄贈した。

美術部顧問で和歌浦を描き続けている堤慶教諭(53)によると、 20年ほど前は見事で、 ござを広げて観賞する人でにぎわっていたという。 しかし現在は、 枯れたため倒された切り株が多数点在。 残っている木も花はまばらだ。 堤さんは 「ツタがからんで枯れたり、 台風で倒れたり。 日当たりの悪さや水不足、 せん定の不十分さもあるのでは」 と話す。

梅園の荒れように心痛めていた堤さんは、 市公園緑地課に十分な管理と新たな植樹を要望したが、 財政上の理由で植樹はできないとの返答に、 自分たちで植えることを申し出て同課の許可を得た。

小さいながらも花を咲かせている苗を丁寧に植え終わった生徒4人は、 「かわいい」 「思い出になります」 と笑顔。 堤さんは、 「子どもができたら、 お母さんが植えた梅だよと連れて来てほしい。 世代を超えてこの梅林を伝えていくことが大事だと思う」 と話した。

市の公園緑地課は、 「市民からの電話で梅の状態がよくないと聞き、 平成20年7月に業者にせん定してもらいました。 せっかく寄付していただいた梅園です。 管理については今以上にやっていくつもりです。 植栽についてはやりたい気持ちはあるのですが、 新年度の予算の絡みもあってまだ分かりません」 と話している。





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