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燃えさかる炎の上を歩く行者 |
小畑の庚申さんで知られる紀の川市上丹生谷の西方寺(福山正道住職)は11日、 境内で初庚申を開き、 行者らが火渡りで無病息災などを願った。
同寺の歴史は1300年。 火渡りは長い間行われていなかったが福山住職(55)が平成3年から復活させた。
住職、 僧侶3人、 行者17人が本殿と庚申堂で祈念したあと、 火が上がる灰の上を、 住職らは念仏を唱えながらはだしで渡った。 また、 一般の檀家ら30人ほども火が小さくなった灰の上を無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願いはだしで渡った。
福山住職は 「この寺がある限り、 行事を続けていきます。 地域住民の憩いの寺として今後も勤めていきたいですね」 と話した。
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