2010年02月20日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

中国の子ども100人が下津小学校を訪問、交流

市立下津小学校

握手して記念撮影する子どもたち

海南市下津町下津の市立下津小学校(宮尾英作校長)は19日、 同校に中国の小学生訪問団約100人を迎えて交流した。 訪れたのは中国ハルピン市の師範付属小学校と兆鱗(チョウリン)小学校の子どもたち。 音楽の発表やプレゼント交換で親ぼくを深め、 下津の子どもたちは 「緊張したけどまた会いたい」 とうれしそうだった。

昨年末、 中国の観光物産展に出展した中紀バス(株)(高垣太郎社長)が、 ハルピン市の旅行会社と交流したのをきっかけに、 とんとん拍子で両校の来日が実現。 旅行初日に同校を訪れた。

交流会は体育館で開かれ、 下津からは高学年の児童約100人と保護者らが参加。 代表して森田紗代さん(6年)が 「ようこそ下津小学校へ」 と歓迎し、 中国の児童2人が 「日本に来られてすごくうれしい」 「日本で友達を作って中国に日本のことを伝えたい」 とあいさつした。

下津の子どもたちは学年ごとに合奏を発表し、 アコーディオンや木琴を使って 「情熱大陸」 「Departure」 「天地人」 など5曲を演奏。 中国の民謡も一緒に合唱した。 中国の子どもたちも中国語で 「ドラえもん」 のテーマ曲などを披露し、 下津の子どもたちも手拍子に合わせて盛り上がった。

最後は向かい合ってプレゼントを交換。 初めは緊張した様子で表情も固かったが、 すぐに握手したり一緒に写真を撮ったりして笑顔でうち解けていた。

初めて日本に来た司湃屹(シ・バイイ)君(5年)は、 「日本は山も海もあってきれい。 下津の皆さんは元気いっぱいで優しそうでした」 とにっこり。 東周平君(6年)と浜田祐希君(同)は 「中国の子に会うの初めてで緊張しすぎた」 「今度はこっちからまたこの子たちに会いに行きたい」 と話していた。





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