2010年02月24日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

日本初のカニダマシ、自然博物館で標本展示

カニダマシの仲間

白と赤紫の色鮮やかなカニダマシ(生きている時の写真)

日本初記録となるカニダマシの仲間が由良町白崎沖で見つかり、 海南市船尾の県立自然博物館で標本が展示されている。 3月31日まで。

これまで太平洋西部の熱帯域やインド洋東部からしか発見されていなかったが、 昨年2月、 紀伊水道の水深約50メートルで底引き網にかかった。 甲長 (頭から尻までの長さ) 7・9ミリのオス。 これまで標本のみが知られており、 生きている時の色彩は不明だったが、 今回は生きていたため初めてその色彩が明らかになった。 織物のサラサ模様を連想させる美しい姿から、 和名は 「サラサカクレカニダマシ」 と名付けられた。

展示は同館玄関ホールで標本と、 生きている時の写真、 解説パネルなどで紹介している。

問い合わせは同館 (073・483・1777)まで。





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