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海南市で工事が進む 「塩津みなと広場」 |
海に面した海南市下津町塩津地区で昨年末から、 「塩津みなと広場」 の建設が着々と進んでいる。 年々増えている釣り人などの迷惑駐車や、 ごみ、 トイレのトラブル対策が目的。 2930平方メートルの敷地内に多目的広場、 バリアフリーのトイレ、 34台分の駐車場などを備える。 間もなく完成し、 31日に竣工式が行われる。
漁港整備計画に伴い平成18年度に埋め立てた土地。 当初は広場の完成を23年度に予定していたが、 行楽シーズンなどにトラブルが多発したため計画を1年早めた。 広場には憩いの場としてあずま屋も建設、 ヤマモモ、 サザンカなど塩害に強い花や実のなる木を植える。 広場周辺の3カ所に計56台分の駐車スペースも整備する。
竣工式では、 4月1日に供用開始する塩津漁港内道路(長さ533・3メートル、 幅7メートル)の竣工式も併せて行う。 神出政巳市長らによる記念碑除幕や、 地元保存会による 「塩津のいな踊り」 (県指定無形民俗文化財)、 もち投げなどがある。
広場と駐車場の総事業費は約2500万円。 測量設計は和歌山航測(株)(尾野安次社長、 和歌山市直川)、 土木建築は紀陽建設(株)(松下イクミ社長、 海南市下津町方)、 機械設備は(有)中家管工業(中家均社長、 海南市下津町丁)、 電気設備は(有)栗本電設(栗本節子社長、 海南市且来)、 駐車場2カ所の整備は芝本組(芝本十三社長、 海南市下津町塩津)。
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