2010年03月14日

03.スポーツ

近畿高校ラグビー、和工が12年ぶり初戦突破へ意欲

猛練習に励む選手たち

21日に奈良県天理市で第61回近畿高校ラグビーフットボール大会が開幕する。 30回目の出場を果たす県1位の和歌山工業と対戦するのは、 奈良県3位奈良朱雀。 勝機も十分あり、 12年ぶり1回戦突破に向...

21日に奈良県天理市で第61回近畿高校ラグビーフットボール大会が開幕する。 30回目の出場を果たす県1位の和歌山工業と対戦するのは、 奈良県3位奈良朱雀。 勝機も十分あり、 12年ぶり1回戦突破に向けて猛練習に励んでいる。 11日には、 元全日本代表スクラムハーフ児玉耕樹さん (46) =プルデンシャル生命保険=を特別コーチに招き、 キックやパスのコツなど技術指導が行われ、 万全の体勢で本番に臨む。

近畿大会は伏見工業や東海大仰星など強豪16校が参加して争うトーナメント。 全国には上位5校が進出できる。

和工の初戦は21日、 天理大学白川グラウンド第2で午後3時キックオフ。 和工は県大会4試合285得点、 無失点とディフェンス (DF)強化を図ってきた成果も出てきただけに、 選手たちの自信につながり、 近畿でも発揮できるか、選手や関係者の期待も大きい。

11日の練習で指導に当たった児玉さんは、 宮崎高鍋高出身でラグビー大学選手権で同志社が史上初の3連覇を遂げた黄金世代の一人。 児玉さんは 「スクラムハーフは特殊なポジションなので、 その経験を伝えることができれば」 と話し、 コツを伝授。 また、 安藤慎介、 濱口博行両コーチは 「ディフェンスが近畿でどこまで通用するかが一番重要で、 特に1対1となった時、 抜かれないように練習している」 と話す。 梅本恵門主将は 「県大会の無失点は自信がついた。 近畿もディフェンス力にこだわって気持ちで負けずに頑張りたい」 と意気込んでいる。





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