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和歌山労働局は6日、 21年度の労働基準法と労働安全衛生法違反事件の処理状況をまとめ、 発表した。 送検件数は21件にのぼり、 前年より9件増加し、 10年度以降では最も多い件数となった。 差し押さえなどの強制捜査は4件だった。
発表によると、 労働基準法違反は7件で、 賃金不払い2件▽賃金不払い残業3件▽労働外休日労働1件▽賃金台帳の未調整1件。 労働安全衛生法違反は14件で、 機械・設備等の危険防止措置未実施10件▽労働災害の報告懈怠2件▽就業制限1件▽製造許可違反1件。 業種別では、 製造業9件、 建設業7件、 そのほかの業種5件となっている。
同局は 「今後も重大・悪質な法令違反には積極的に司法処理を行うなど厳正に対処する方針である」 としている。
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