グリーンアップルが初優勝、NW軟式野球

NW和歌山軟式野球連盟(瀧口治会長)の第42回春季知事杯争奪大会決勝が18日、 和歌山市のせせらぎ運動公園で行われ、 グリーンアップルがガルベスボンバーを1―0で下し、 念願の初優勝を飾った。 最優秀選手賞(MVP)は完封のグリーンアップル伊達龍二投手、 敢闘賞にはガルベスボンバーの白樫卓也選手が選ばれた。 3位決定戦はドドンパがトリプルスターを7―1で破った。

◇決勝(18日、 せせらぎ運動公園)

〔ガ〕 川野、 廣畑―岡田 〔グ〕 伊達―坂本

グリーンアップルは3回、 四球の鈴木が相手失策で無死二塁と好機をつかんだ。 続く玉置の内野ゴロの間に3塁へ進み、 期待の主砲加藤の打席で相手バッテリーがミス、 暴投を誘い無安打で1点を先制した。 守っては、 先発伊達が5回まで安打を許さない完璧な投球術で3者凡退の山を積み上げ、 守備でチームのリズムをつくった。 最終回に先頭打者に四球を与え2、 3盗を許し1死3塁のピンチを招いたが、 この局面でも慌てず持ち前の粘り強さで要所を締め1点のリードを守り抜いた。

完封勝利で最優秀選手賞を獲得した伊達投手(24)は 「直球は走っていました。 今回が初めての決勝だったので自分が何とか抑えようと思いました。 次の大会も優勝を狙って頑張ります」 と力強く話した。

【グリーンアップル】選手=伊達龍二、 鈴木佑典、 玉置祐介、 加藤零、 瀧本陽介、 濱田将伍、 八百幸樹、 西本郁矢、 坂本浩志、 毛利太亮

【ガルベスボンバー】選手=星河秀典、 川野有輝、 廣畑博之、 岡田広樹、 白樫卓也、 鈴木誠、 井谷育紀、 大利侑史、 三谷晃敏、 大道歩、 岡田正