2010年05月04日

00.社会

レターパックでの詐欺、県警が注意呼び掛け

県警本部捜査二課は、 振り込め詐欺の現金を送る手段としても使われていた郵便事業(株)の 「エクスパック」 に変わって、 4月から販売された文書や書類を郵送できる 「レターパック」を悪用した詐欺の注意を呼び掛けている。

振り込め詐欺の新たな手口として、 先月23日には、 市内を中心に警察官をかたってキャッシュカードを奪う振り込め詐欺が連続して発生。 和歌山北署で実被害が1件あり、 被害者の60代の女性が奪われた3枚のキャッシュカードから、 市内のコンビニエンスストア3カ所で6回に渡り107万円が引き出されていた。 警察官をかたった手口については全国的に被害が発生しており、 和歌山にも通り魔的に振り込め詐欺集団が現れたと同課はみており、 「相手を信用させるために姿を見せるなど、 詐欺団が捕まるリスクが高くなる犯行にも及ぶようになった」と分析している。

レターパックは2種類あり、 「レターパック500」 はエクスパックと同様のサービスだが、「レターパック350」は、 受取人の受領印なしでポストに配達できる。 同課は、「現金の配達先をごまかせるなど、 悪用される可能性が高い。レターパックでは現金は送れない」と呼び掛けている。





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