中学春季卓球大会

第23回県中学校春季卓球大会が19日、県立体育館で開かれ、約200人が熱戦を繰り広げた。各部門決勝は男子シングルスで岩本尚之(河西)が蝦名佑紀(同)を3―1、ダブルスでは楠本航也・向井祐太組(緑丘)が谷口幸広・川上海貴組(光洋)を3―1で下し、女子シングルスは塩谷真由(紀之川)が高木莉紗子(河西)を3―1、ダブルスでは椎﨑楓花・井上柚組(岩出二)が山下絢未・坂岸明日香組(明和)を破り優勝した。

男子シングルス優勝の岩本君右と準優勝の蝦名君

女子シングルス優勝の塩谷さん左と準優勝の高木さん

男子シングルスは河西同士の決勝となった。岩本は持ち味の粘り強さを発揮、要所では積極的なプレーも光り、声を出して自分を鼓舞し、メンタル面でも相手を上回り初優勝を飾った。

女子シングルス決勝は今大会が初出場の1年生塩谷が大活躍。得意とするラリーで流れをつくると、足を使った攻撃で得点を重ねた。守備でもさまざまなコースに対応し、1年とは思えないプレーで堂々と戦い抜いた。

岩本くんは「ミスもあったけど粘ることができた。もっと積極的に攻めたい。夏の大会では全国に行きたいです」と抱負を語った。塩谷さんは「いっぱい動けた。最初は調子が悪かったけど粘りの卓球ができた。夏も今日みたいな試合をして、近畿大会で上位に入りたい」と力強く話した。成績は次の通り。

【男子】〔シングルス〕1岩本尚之2蝦名佑紀3小浦陸(貴志川)、田本貴稔(北山)5楠本航也(緑丘)、木野翔太(東)、川上海貴(光洋)、鈴木雄也(高雄)〔ダブルス〕1楠本航也・向井祐太組2谷口幸広・川上海貴組3佐本弘輔・岡本和久組(東陽)、三家聖哉・鷲本昂樹組(東)

【女子】〔シングルス〕1塩谷真由2高木莉紗子3大瀬奈未(明和)、椎﨑楓花(岩出二)5土佐杏花(緑丘)、疋田美紀(北山)、小浦万林(貴志川)、前田菜摘(明和)〔ダブルス〕1椎﨑楓花・井上柚組2山下絢未・坂岸明日香組3友渕恵子・上野葉月組(南部)、細尾莉帆・榎本真弓組(衣笠)