2010年06月28日

03.スポーツ

小倉Ⅰが23年ぶりV、和歌山市軟野連学童部選手権大会

優勝した小倉Ⅰのメンバー

優勝した小倉Iのメンバー

第41回和歌山市軟式野球連盟学童部選手権大会兼第18回きのくに信用金庫杯争奪野球大会A級の決勝が27日、 市民球場で行われ、 小倉Iが名草を4―1で下し23年ぶりの優勝を決めた。 B級は三田が宮セネターズを5―1、 C級は雑賀Iが貴志を7―1で破りそれぞれV。 A級の小倉I、 名草は7月17、 18日、 海南市民球場の県選手権、 3位の新南大新、 紀伊は7月31、 8月1日、 日高地方で開かれる県大会に出場する。 B級、 C級の優勝チームも7月21、 22日、 市民球場で行われる県大会の市代表となる。

◇決勝
〔A級 市民球場〕
名草
00010001
000400×4
小倉I

〔B級 岡崎小学校〕
三田
01020025
00010001
宮セネターズ

〔C級 新南公園グラウンド〕
雑賀I
10203017
00000011
貴志

A級決勝は小倉Iと名草が激突し、 白熱した試合を繰り広げた。
小倉Iは、 名草の先発池田投手の前に3回まで無安打と苦しい試合展開が続いた。 4回に1点を先制されると、 その裏の攻撃で打線がようやく目覚めた。 1死から天野が1塁手強襲の内野安打で出塁すると、 草野の打席で相手投手が失策。 2塁に進塁、 すかさず盗塁した。 草野も四球を選び1死1、 3塁と好機を広げ、 草野が2盗を成功させ、 西本が右犠飛を放ち同点。 草野も3塁へ進み、 小﨑が勝負強く左前適時打を浴びせ逆転に成功した。 次打者北村が右翼線に打球を運ぶと一気にホームまで激走するランニングホームランで2点を加え、 この回一挙4点を奪った。

守っては、 先発小澤が走者を出すが、 要所で粘りの投球を披露。 3回に2つの四球で無死1、 2塁のピンチを迎え、 マウンドを西本に託した。 西本が速球で相手クリーンアップを打ち取り、 この回得点を与えず、 チームを支えた。 4回に1点を失ったが、 逆転してからも速球は衰えず、 7回を1失点で切り抜けてチームの勝利に貢献した。

初のホームランを放った北村くんは 「打ててうれしい。 県大会は声を出して頑張ります」 と話した。 西本投手は 「投げる準備はできていた。 打ち取るつもりでマウンドに上がりました」 と振り返った。

【小倉I】監督=毛利直紀▽主将=前拓之▽選手=小澤颯太、 辻本育歩、 天野武瑠、 草野智行、 西本晴紀、 小﨑智範、 北村太一、 九鬼大祐、 湯川錬、 高垣一稀、 三毛佑太

【名草】監督=御前明治▽主将=池田侑馬▽選手=川端大輝、 西出英生、 楠岡毅、 糸野雄星、 宮田康平、 長谷光紀、 田辺勇真、 小泉建人、 陰地野奨





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