2010年08月02日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

岩出中3年が防災訓練、大規模地震に備え

岩出市立岩出中学校

消防団と生徒が一緒になってのバケツリレー消火訓練

岩出市西野の市立岩出中学校 (有井健策校長、 生徒869人) で31日、 防災訓練があり、 3年生282人が参加した。 那賀消防組合、 市消防団の職団員約50人が指導。 生徒らは8班に分かれて消火作業や応急手当てなど4つの訓練に励んだ。 訓練を終え、 杉森真由さん (15) は 「災害が起こったときは、 今日学んだことを忘れずに地域の人と協力します」 と話していた。


今後30年以内に60~70%の確率で起こるとされている東南海・南海地震に備えた訓練で、 ことしで3回目。

初期消火訓練の 「バケツリレー」 では、 列になった生徒は水をためたプールからバケツに水をくみ、 50メートルほど先の標的目指しててきぱきと手渡していった。 この日は日差しが強く、 生徒は汗だくになりながらも一生懸命に訓練。人形を使った心肺蘇生法や、 三角巾を使った包帯止血法の訓練も行い、 防災ビデオを見た。

市消防団第2分団の神下勝好副分団長は 「『あの時こういうことしたな』 と覚えておくだけでも災害時の対処が違う。 今日の訓練を生かしてほしい」、有井校長 (56)は 「地域の人の協力で、生徒らも積極的に取り組めまた」 と話していた。





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