2010年08月18日

03.スポーツ/062紀州レンジャーズ

5連勝で後期首位に、投手陣が安定

15日、 完封で勝利に導いた藤井投手

15日、 完封で勝利に導いた藤井投手

関西独立リーグの紀州レンジャーズは15日、紀三井寺球場で行われた韓国ヘチとの対戦で7―0で勝利し、後期リーグで首位に躍り出た。

韓国
0000000000
02200300×7
紀州

紀州は2回裏、単打と四球、犠打を絡めて1死2、3塁の好機をつくると、クラウディオが左犠飛を放ち1点を先制。2死2塁から続く麿朗が左前に運び1点を追加した。3回にも2点を奪いリードを広げた紀州は、6回、2つの四球と相手失策で無死1、3塁とし、併殺崩れの間に1点を追加。さらに麿朗が左越2塁打でだめを押し、試合を決めた。投げては先発藤井が完封。10安打を許すも要所を締める投球で得点を与えなかった。

リーグ戦5連勝と波に乗る同チームの石井毅監督(49)に、チームの分析をしてもらった。

勢いに乗るチームの背景にあるのは、何より投手陣が安定していることが大きい。最近は、大差で負ける試合も少なく、先発投手の活躍が際立つ。チームの柱である藤井、若手の最上がここ2戦で完封を見せた。要所を抑え得点を与えない力投で、チームに活気をもたらしている。打撃では、麿朗が絶好調。下位打線から上位打線につなぎ、足を使った攻撃で好機をつくる。

チームの状況について石井監督は「選手たちが、それぞれの目標に向けて取り組んでいる。いいまとまりが出てきた」と話す。後期に入っては紀三井寺での敗戦はまだない。ここ数試合では観客動員数も増加。これについて「応援してくれる人の力が大きい。選手のやる気にもつながっている」と石井監督。「リーグもまだ中盤。チームが勝つことで観客に喜んでもらえる試合を続けたい」と抱負を語った。





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