2010年08月18日

00.社会

事故発生交差点ワースト1は北新橋西詰と那高前

横断者が車にはねられる事故が多発している北新橋西詰交差点

横断者が車にはねられる事故が多発している北新橋西詰交差点

県警本部交通企画課がまとめた平成22年上半期の県内の交通事故多発交差点ランキングで、和歌山市内の北新橋西詰交差点がワースト1位だった。岩出市の那賀高校前も同数で1位。 3位は北秋月バス停先交差点。県内の事故の3分の2が交差点や交差点付近(側端から30メートル)で発生しており、同課は「県警のホームページにランキングを載せているので、事故が多く危ない交差点を気を付ける目安にして」と呼び掛けている。

北新橋西詰交差点
ことし上半期、北新橋西詰交差点では7件の事故が発生。死亡事故はないが、横断歩道を渡っていた自転車や歩行者に右左折する車が衝突する事故がほとんど。信号待ちの車に車が追突する事故もあった。事故の発生時間は、通勤・通学時間帯の朝や、土・日の休日の昼間が多いという。

同課は同交差点に通じる紀の国大橋が開通するなどし、ここ数年で交通量が増えたことが原因と考えている。また、特に紀の国大橋から南進して同交差点を右折する際に対向車や横断者と衝突する事故が多く、南進車線が4車線となっていることで、「右折の際に対向車や並行車、横断者などに注意力が分散されてしまう可能性がある」と分析している。

同課は、「県内の事故は年々減っており、交差点の事故も減ってはいるが、事故全体に占める割合は大きい。よく通る道の事故が多い交差点などを知って事故防止につなげて」と話している。





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