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ゴロを捕球する姿勢を指導する広澤さん |
元阪神タイガースの広澤克実さん(48)らを迎えての日清食品&マツゲン 「みんなの野球教室」 が21日、 有田市宮崎町のマツゲン有田球場で開かれた。
海南市の大東をはじめ地元有田地方の湯浅、 広川などの少年野球チームや女子の個人参加も含め55人が集合。 特別講師は広澤さんのほか県出身の新宮高OBで元ロッテオリオンズの庄司智久さん(57)伊都OBで元横浜大洋ホエールズの久保文雄さん(47)が務め、 走塁やキャッチボール、 内外野・バッテリーとそれぞれの守備の基本を指導した。
セントラルリーグで打点王2回、 ベストナインを4回獲得している広澤さんは 「私たちは一瞬で野球がうまくなる魔法は持っていないが、 みんなが努力し上手になるきっかけをつくることはできる。 しっかり学んでほしい」 と激励、 内野守備ではボールの握り方から始まり 「ボールの縫い目をシームと言い、 4シームが直球、 2シームが変化球になる。 内野手は送球が変化球になってはダメ。 どんな時でも4シームで握る癖を日ごろからつけるのが大事だ」 と日常の合間にもできる練習の心掛けを伝授した。
俊足巧打のトップバッターとしてオールスターにも出場した庄司さんは、 ケガを防ぐ1塁への走塁として左足でベースを踏むことをアドバイスした。 救援投手として活躍した久保さんはキャッチボールで投球の際のひじの高さ、 捕球の姿勢を自ら手本を示した。 参加選手全員が広澤さんや庄司さんとキャッチボールも行い、 子どもたちから時折笑みもこぼれる最高の夏休みプレゼントになった。
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