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PH(ペーハー)値を測定する児童 |
県は20日、紀の川市桃山町市場の市立安楽川小学校(土岐明照校長、児童321人)で農村環境学習「田んぼの生きもの調査」を行い、4年生67人が同校前の農業用水路を調査した。
同事業は児童に農業、農村環境の役割について理解を深め、水路の大切さを理解してもらうことが目的。児童らは、那賀振興局農地課の職員らから指導を受け、水路の深さ、温度、酸性度合い、水質汚濁の状況を測定。水質調査では、薬剤が入った容器に水路の水を入れると色が変わり、水路の酸性値は5から7で中性、飲むことはできないが魚が生息できるほどの水質と分かった。
北野太一君(10)は「思っていたよりもきれいな水路だったことが分かりました」とにっこり。その後、児童らは、地元住民らと一緒に水路に入り、カネムツ、ドジョウなどの小魚や、タニシなどの生物を捕まえた。
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