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国道42号沿道を歩いて点検する子どもたち |
間もなく歩道の設置工事が始まる海南市下津町下津の市立下津小学校区で26日、現在の道路の点検が行われ、児童8人が大人と一緒に国道42号の沿道を歩いて問題点などを確認した。
同区を南北に走る国道42号の沿道地域は、集落間でも歩道が設置されていない区間が多くあるため、歩道部を広げるなど道路を一部改良し、集落間を結ぶ歩道が設置されることになった。沿道一部には細い個所もあり、雨が降ると傘を差した子どもが危ないといった声も上がっていた。設置される場所は、下津小学校~下津町鰈川の一部区間。
この日は児童のほか国土交通省の職員、請負業者の淺川道路(株)の職員ら約20人が沿道を点検しながら歩いた。児童たちは「デコボコしている、歩きにくい」「狭いので通りにくい」「道路の境界が分からない、歩道がどこまでなのか」など各項目が書かれたアンケート用紙にチェックしていった。工事は9月15日以降に着手、平成23年2月ごろに完成する。
同校の宮尾英作校長は「子どもの目線に立って安全対策してくれるので助かる。これをきっかけに子どもたちも交通安全に関心を持ってほしい」と話していた。
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